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お腹が痛いのに便が出ないのはなぜ?原因と受診の目安を専門医が解説

「お腹が痛くてトイレに駆け込んだのに、一向に出る気配がない」
「腹痛と便意はあるのに、ガス(おなら)すら出なくて苦しい」

このような症状は、単なる便秘と軽く考えがちですが、実は消化器疾患のサインであることも少なくありません。「いつものことだから」と市販の便秘薬で済ませてしまう前に、なぜその症状が起きているのかを知ることが大切です。

本ブログでは、豊中市にある当院が、考えられる原因と注意すべき症状、そして当院で可能な診療・検査について詳しく解説します。

なぜ「お腹が痛いのに出ない」のか?考えられる主な原因

  • お腹が痛いのに排便がない状態は、多くの場合、腸の「動き(機能)」が一時的に乱れていることで起こります。

    痙攣性(けいれんせい)便秘:ストレスによる腸の過度な緊張

  • ストレスや環境の変化により自律神経が乱れ、大腸が過剰に緊張してしまうタイプです。腸が部分的に「きゅーっと」強く縮まってしまうため、便がせき止められて腹痛が生じますが、出口付近まで便が運ばれないため「痛いのに出ない」という状況が起こります。

    過敏性腸症候群(IBS):脳と腸の連携ミスによる不調

  • 検査をしても腸に目に見える異常がないにもかかわらず、腸が刺激に対して過敏に反応する疾患です。特に「便秘型」の方は、腸の異常な収縮によって便がせき止められ、排便後もスッキリしない残便感に悩まされることが多いのが特徴です。

    糞便嵌入(ふんべんかんにゅう):出口での物理的な「便詰まり」

  • 出口付近(直腸)で便が水分を失い、石のように硬く固まってしまう状態です。固まった便が「栓(ふた)」のような役割をしてしまい、後からくる便やガスが通れず、強い痛みと張りを感じます。

 

放置厳禁!すぐに専門医へ相談すべき「危険なサイン」

一方で、単なる「動きの乱れ」ではなく、腸の「通り道(構造)」そのものに深刻な問題が起きている場合があります。これらは早急に専門医へ相談すべき症状です。

大腸がん:「便が細くなった」は通り道が狭まっているサイン

  1. 大腸に腫瘍(がんや巨大なポリープ)ができると、腸の内腔が物理的に狭くなります。腹痛があるのに出にくい、あるいは「鉛筆のような細い便」しか出ない、血便が混じるといった症状は、腫瘍が通り道を塞ぎ始めている可能性を示唆しています。内視検査による早期発見が何よりも重要です。

    腸閉塞(イレウス):ガスすら出ない、嘔吐を伴う緊急事態

  2. 過去の手術による癒着や腫瘍などが原因で、腸が完全に塞がってしまう状態です。便だけでなくガス(おなら)も全く出なくなり、お腹がパンパンに張り、激しい痛みや嘔吐を伴います。放置すると命に関わることもあるため、早急の対応が必要です。

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  4. 大腸憩室炎(けいしつえん):腹痛に加えて「発熱」がある場合

  5. 腸の壁にある「憩室(小さな袋)」に便が溜まり、細菌感染を起こして炎症が生じる病気です。腹痛に加えて発熱を伴うのが特徴です。炎症によって腸の壁が厚くなると、一時的に通り道が狭まり、排便が困難になることがあります。

豊中市で「お腹の痛み」にお悩みなら:当院の診療アプローチ

  • 「動き」の問題なのか、それとも「がん」などの重大な病気が隠れているのか。これらを正しく見極め、痛みの根本原因を突き止めるためには、大腸の内部を直接観察できる内視鏡検査(大腸カメラ)が非常に有効な手段となります。

    「検査は痛そうで不安」と感じる方も多いですが、当院では以下の体制で、身体的・心理的な負担を抑えた検査を行っています。

    1.鎮静剤を使用した「苦痛の少ない内視鏡検査」

  • 当院では、鎮静剤を使用して「眠っている間に終わる」検査を実施しています。専門医の高度な技術に加え、リラックスした状態で受けていただくことで、痛みや不快感をほとんど感じることなく、精度の高い診断が可能です。

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    2.「炭酸ガス」の使用で検査後の膨満感を軽減

  • 検査中に腸を広げる際、当院では空気ではなく、吸収が非常に速い「炭酸ガス」を使用します。これにより、検査後の「お腹が張って苦しい」という不快感を大幅に抑えることができ、検査後もスムーズに日常生活に戻っていただけます。

忙しい方でもスムーズに受診できる「スマートな診療体制」

不快な症状を抱えたまま過ごす時間を最小限にするため、当院ではストレスのない受診環境を徹底しています。

【完全予約制】で待ち時間を最小限に抑えたスムーズな診療

当院は完全予約制を導入しております。あらかじめ日時をご予約いただくことで、院内での待ち時間を最小限に抑えています。お仕事や家事の隙間時間など、予定を立てやすいのがメリットです。

【土日も検査対応】仕事やプライベートを優先できる

「平日はどうしても休めない」という方のために、土曜日・日曜日も内視鏡検査を実施しています。週末を利用して、無理なく健康管理を行っていただけます。

24時間WEB予約・WEB問診】スマホ一つで手続き完了

スマートフォンからいつでも予約が可能です。また、事前にお手元で回答できるWEB問診により、来院後の手続きを簡略化し、滞在時間をさらに短縮しています。

阪急 曽根駅徒歩1分】通院の負担を減らす好立地

阪急宝塚線「曽根駅」から徒歩1分。豊中市内はもちろん、沿線にお住まいの方や通勤されている方にとっても、体調が優れない時に立ち寄りやすい環境です。

まとめ:「いつものこと」と諦めないでください

「お腹が痛いのに出ない」という症状は、体からの重要なメッセージです。背景には、ストレスから早期発見が不可欠な疾患まで、さまざまな原因が考えられます。

豊中市、曽根駅周辺で消化器の不調にお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。
消化器病専門医・内視鏡専門医が、完全予約制の落ち着いた環境で、あなたの不安に真摯に向き合います。

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